活動内容

当クラブでは1,720千㎡の土地を活用しており、この内、林地1,061千㎡、芝地602千㎡、調整池7千㎡において緑地育成業務を行なっています。
年間2,204トンの有機物(CH2O)を生産し、光合成というメカニズムにより3,230トンの二酸化炭素(CO2)を吸収、さらに2,350トンの酸素(O2)を排出しています。
また、82.4万トンの水分(H2O)を蒸発散させ、周辺にマイルドな環境を提供している。一方、ゴルフ場運営には電力や各種エネルギーの消費、プレーヤーや従業員などの活動によるCO2の排出源をかかえていることから1,180トン/年のCO2が排出されます。この結果、差引2,170トンのCO2を一年間に吸収することとなります。
注:数値は(財)西日本グリーン研究所 縣所長による


大相模カントリークラブの環境対応の施策

1965(昭和40)年 ゴルフ場用地買収
1968(昭和43)年 営業開始
1979(昭和54)年 前年の大規模干ばつ被害に対し調整池4か所を設置
1991(平成3)年 芝刈りかす、落葉などを堆肥にするための設備を導入
愛川アグリ(株)を設立し、運転、製造を担当させることで植物系廃棄物リサイクルシステムを確立。
1996(平成8)年 隣接地に大量の建設残土投棄が行われ、崩壊の危険のあることから当社で土地を購入、改良の上環境対応のスポーツ施設を建設
1999(平成11)年 上記土地利用の第一段階としてゴルフ練習場完成、(有)あいかわスポーツコンプレックスを設立し営業開始
2000(平成12)年 ISO14001認証取得
2002(平成14)年 スポーツ施設利用後の残余面積に炭焼き窯造成
枯木、間伐材処理のため木炭、粉炭、木酢液製造、販売開始
2008(平成20)年 枯木、剪定枝処理のためチッパー、トラックスケール等導入
2010(平成22)年 調整池の水質改善のため木炭による浄化と水生植物による富栄養化の防止事業認可の上、地元自治体の公園などから出る剪定枝の処理を引き受ける

今度も引き続き化石燃料の転換や、照明用LEDの採用など省エネ対策とCO2の排出削減をリンクさせコスト低減に注力します。


ISO14001認証取得の経緯

平成12年に取得したISO認証は、業務内容が大きく異なる各職場が協調し一つのことに取り組むプロセスを共有することで連帯感を生みだすことが(ひとつの)目的でした。
その目的達成のために各職場のグループ単位で取り組む小集団活動(サークル活動に近似)を行い、実績を上げています。

平成25年度 小集団活動内容

順位 グループ名 部門 活動内容
社長賞 ベストグリーン コース管理 安全なガソリンの取り扱い
社長賞 必札仕事人 キャディ3班 打ち込みをなくそう
敢闘賞 島娘 コース管理 安全な機械整備
敢闘賞 つぼみ 事務所・フロント 片付けて安全確保
敢闘賞 スカイブルー キャディ4班 声掛け運動
敢闘賞 太陽と風 キャディ2班 カートの安全走行
努力賞 早田Japan レストラン 食の安全
努力賞 Masters マスター室 セルフ時の安全対策
努力賞 薔薇 キャディA班 安全ボタン
努力賞 いらっしゃいませsisters 売店 コース売店までの安全走行
努力賞 青葉会 アグリグループ 伐採作業の安全性の向上
努力賞 クリーン会 輸送美化 安全運転
努力賞 スマイル ASC 練習場内の安全確保
努力賞 アイスクリーム キャディB班 カートフロントの水切りワイパー

今度も引き続き化石燃料の転換や、照明用LEDの採用など省エネ対策とCO2の排出削減をリンクさせコスト低減に注力します。


アグリビジネス

椎茸ハウス
椎茸ハウス

竹炭/木炭 大相模C.C内の間伐材を使用し、自前の炭焼き窯で焼いています
椎茸 コース内に自生していたナラ、クヌギの間伐材を使用して栽培しています
堆肥 落葉や刈草をコンポスト処理機で醗酵熟成させて堆肥を製造しています

※アグリの商品は大相模C.C内の売店でお求めいただけます。


環境配慮施設〜炭焼き窯

大相模CC敷地内のナラ・クヌギ・シイ・桜・松・竹等の間伐材を材料として木炭、木酢液を製造しています。

炭焼き窯
炭焼き窯

手順

  1. 調材:枝、葉を落とし約1mの長さに切りそろえる
  2. 窯入れ:調材された材料を窯の中へぎっしりと立て並べる
  3. 口焚き:焚き口より点火した火が窯の中に火が移り煙突より煙が出始めたら焚き口を狭め空気の流入を少なくして蒸し焼き状態にする。この間煙突を切り替え木酢液を採取する
  4. 消火・冷却・出炭:煙の色が白から青味がかってきたら煙突及び通気口(焚き口)を消火。冷却し、出炭する

用途

  • 木炭…不純物や湿気を取り除く効果により、入浴用や炊飯。浄水、土壌改良など。当クラブでは土壌改良剤や融雪剤として利用
  • 木酢液…炭を焼く時に出る煙を冷却して凝結させた液で、木の成分が熱で分解されたもの。虫よけ、生ごみの臭い消し、入浴剤、園芸用


環境配慮施設〜堆肥(コンポスト)製造設備

コンポスター(茨城鋳工製コンポスター)
コンポスター(茨城鋳工製コンポスター)

コースから出た芝草(春夏)や落葉(秋冬)はコースから直接この施設に運ばれ(※1)、愛川町から持ち込まれる草葉は通称チッパーと呼ばれる木質粉砕機で粉砕後ここに運ばれ放置して発酵させるます。
一定期間放置し(※2)発酵させた後ローダーで機械に投入。この機械はローダーのシャベル7杯分に相当する4㎥を一度に堆肥化することが出来ます。4㎥の材料に対し出来上がりはその6割程度の2.5㎥。
投入後、撹拌し次の撹拌機ではスクリューで回しながら松の実、細かい石等を取り除きながらミンチ状に押し出します。押し出されたものはバケツで再びタンクの中に運ばれ、60度位の熱を加え60時間かけて発酵させます。
60時間経過すると自動的にコンベアで隣にスペースに排出されます。
発酵中は悪臭が発生するため臭いを取り除く機械を通してから外に排気します。
排出したものは平らに均し、二次発酵に約二日間費やします。
更に細かい目のふるいにかけ(※3)、不純物(枝など)を取り除き完成です。

コンポスト製造工程説明写真

チッパー(木質粉砕機)
チッパー(木質粉砕機)


竹炭

大相模カントリークラブ敷地内に自生している竹林の間伐によって切り出された余剰の竹を素材にしています。

用途 入浴用 布袋に入れ、浴槽に投入します。
飲料水用 湯沸しポットや炊飯に投入します。
消臭・防湿 室内に置きますと環境改善に貢献します。
土壌改良剤 粉末じょうの物は土に混入しますと上記効果から改良できます、又他の改良剤と併用しても損なうことはありません。
形状 原形・長尺・小割・粉末 一度使用したものは乾燥し再使用可能です。又最終は土壌改良用に使用できます。家庭菜園などの園芸用にも適しています。